MacBook Pro 2017 13インチを3年間使用した感想とMacBook Pro 2020と比較

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2017年の夏頃にMacBook Pro 15インチ(late 2011)が壊れ、修理するか新しいMacBook Proを購入するか悩んでいましたが、Appleの24回金利0%に後押しされ、MacBook Pro 2017 13インチTouch Bar非搭載モデルをカスタマイズして購入することに…

やっと支払いが終了しました。

購入してから約7日間使用した感想と、約3年間使用した感想をレビュー致します。

また2020年5月に発表があった、MacBook Pro 2020と比較しました。

最新のMacBook Pro 2020 13インチはこちら↓

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もくじ

MacBook Pro 2017 13インチ Touch Bar非搭載モデル レビュー

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メモリを16GB、SSDを512GBにして…と言っていくとキリがないのですが、あとから後悔しない程度のカスタマイズを行いました。

MacBook Pro 2017 13インチのベースのモデルを、メモリ16GB、SSDを512GBへカスタマイズしてみました。

開封

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他のメーカーではありえない梱包(本体上に何も梱包材がない)ですが、いつみてもAppleの梱包は綺麗ですね!

今回はカスタマイズしたせいもあってか、上海から東京、東京から自宅へという経路を辿っていたため、少々心配でした。現在のところ何もないので一安心です。

早速本体を動かして下に入っている物を確認してみました。

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本体の下には、61W USB-C電源アダプタとUSB-C充電ケーブル(2m)と簡単な説明書?が入っています。そう、今回購入したモデルは電源がUSB-Cのタイプ。

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しかし、映像端子からUSB、電源まで使用ができるUSB-C

すごく便利なんですが、このままでは今まで使用していたUSBの周辺機器などが一切使用できないため、マルチハブなどが必要になってきます。

ただ、電源ケーブルがへたってきた場合は、USB-Cのケーブルを交換するだけで済むため、ここはありがたいところです。私の所有するMacBookのホワイトバージョンとMacBook Pro 15インチ2011モデル両方とも、電源ケーブルの根元がダメになってしまったため、電源関連は懸念していましたが、安心しました。

今回は13インチとあって、以前の15インチの電源と比較するとコンパクトにはなっていますが、家の外に持って行くとなるとどうしてもかさばります。

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今回びっくりしたのが、電源の入れ方!

バッテリー残量があればこのモデルのMacBook Proを開くと、電源が入るのです。最初は壊れているのかと思いましたが…(^^;)

参照Mac の電源を入れる/切る方法

Appleのサイトにもあるように開くと起動するのですが、開封した際ディスプレイに貼ってある紙をはずす前に起動していたため、ちょっと焦りましたw

あとは初期設定をすれば、使用ができます。

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画面が綺麗すぎて目が疲れそう気がします(笑)

仕様

スクロールできます
サイズ 幅30.41 cm×奥行21.24 cm×高さ1.49 cm
重量1.37 kg
プロセッサ2.3GHzデュアルコアIntel Core i5(Turbo Boost使用時最大3.6GHz)
グラフィックスIntel Iris Plus Graphics 640
Wi-Fi802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続、IEEE 802.11a/b/g/nに対応
BluetoothBluetooth4.2ワイヤレステクノロジー
拡張性Thunderbolt 3(USB-C)ポート×2

メリット

使われる方によってはそれはメリットなのか?と言われるかもしれませんが、私的メリットとして以下の6つを挙げてみました。

  1. めっちゃ軽い!ところ
  2. かなり薄いところ
  3. トラックパッドが大きくて使いやすい
  4. 開くと電源が入るところ
  5. 充電が意外と早いところ(追加)
  6. バッテリーが2年経った今も結構減りが遅い(追加)

メリット①:めっちゃ軽い!ところ

実際に持ってみるとわかるのですが、かなり軽いです!

メーカー公表の重量は1.37 kgになります。以前使用していたMacBook Proは15インチだったため比較にはなりませんが、2.54kgあったので約半分の重さになるため、かなり軽く感じます。

MacBook Airなどで慣れている方は、そこまで軽くなったという感じはしないかもしれません。

メリット②:かなり薄いところ

正直これも触ってみて「こんなに薄いんか!」と驚きました。MacBook Pro 15インチの2011モデル(DVDスロット内臓タイプ)を持っていただけに、こんなに薄くなるとは思いもよりませんでした。

メーカー公表高さは1.49 cm

以前のMacBook Pro 15インチが2.41 cmだったので、こちらもかなり薄く感じます。

メリット③:トラックパッドが大きくて使いやすい

以前のMacBook Pro 15インチ 2011よりも、かなりトラックパッドが大きくなりました。

それに伴って、手首を置くところが減ったため、キーボードを打つ際に、トラックパッドに干渉して誤動作をしないか心配しましたが、誤動作はありませんでした。

トラックパッドが大きくなったのもあり、Webサイトを見る際などの上下スクロールが今まで以上に楽になりました。

メリット④:開くと電源が入るところ

個人的に最初は勝手に電源が入ったので焦りましたが、これは慣れてくると結構便利な機能だと思いました。

メリットというと大袈裟かもしれませんが…

メリット⑤:充電が意外と早いところ

これは意外だったのですが、純正の電源アダプターでも充電が早いです!

メリット⑥:バッテリーが2年経った今も結構減りが遅い

以前所有していたMacBook Pro 15インチが電池食いだったせいもあるかもしれませんが、購入してから2年経った今も結構バッテリーの持ちがいいです。

意外とバッテリーが減らないです。

デメリット

メリットもあれば、デメリットもあります。個人的なデメリットは以下の5つです。

  1. インターフェイスがThunderbolt 3しかないところ
  2. キーボードがいまいちしっくりしない
  3. 電源が外れないため、ひっかかるとかなり怖い
  4. 切り取り・ペーストが以前に比べるとかなり遅い
  5. 価格が高い

インターフェイスがThunderbolt 3しかないところ

USB-C

個人的に、これはかなり痛いです(^^;)

今まで使用していた、外付けハードディスクやオーディオインターフェイスなどの接続端子が、FireWire400と800だったため全く変換がなく買い換えないといけない羽目に…

USB2.0も変換がないと使用ができないため、いらぬ出費が嵩みました(^^;)

個人的にはThunderbolt 3が普及して安定してもらいたいところです。

また、私の購入したTouch Bar非搭載モデルは、Thunderbolt 3のポートが2つしかないため、外付けのマルチハブなどが必要になってきます。

またマルチハブを忘れるとかなりの悲劇になります。

これは購入してから気付きましたが、周辺機器によってはハブをかますと認識しないものなどがあるとのことなので、Thunderbolt 3の端子が元々多いTouch Bar搭載モデルを購入しておけばよかったと思いました。

キーボードがいまいちしっくりしない

ほんとこれは人それぞれなのかもしれませんが、キーボードを打った際の跳ね返りと言うんでしょうか、なんか打ち込んだ気がしません(^^;)

しっくりとこなくて、個人的には打ちづらいです。

今後慣れていくと、変わるかもしれませんが…

約2年後…

慣れてくるとさほど気にならなくなりましたが、タイピングの音がうるさいのと、キーボードのAshift キーなどが連打されたりと誤動作を起こすようになりました。

こちらはリコールがされているようなので、後日修理に出したいと思います。

電源が外れないため、ひっかかるとかなり怖い

そう今回からMagSafe電源でないため、電源ケーブルに引っかかるとMacBook本体ごと持っていかれる可能性があります。

以前のMagSafe電源なら、引っかかると磁石部分が外れて本体はそのままということが多かったのですが、今回のUSB-Cはなかなか抜けません。

電源の取り回し等に気をつける必要があります。

切り取り・ペーストが以前に比べるとかなり遅い

文章を打つ際に、「この文やっぱりこの言葉の後に入れた方がわかりやすいかな」と、文章を切り取ってペーストをするのですが、以前と比べると異様に遅い気がします。

特にペーストが遅いです。これはOSのせいなのかもしれませんが、以前使用していたOS X Lionよりも遅いため、ちょっとやりづらいです。

約2年後…

購入当初はあれほど気になっていましたが、OSの問題だったのでしょうか、約2年経った今は気になりません。

価格が高い

このMacBook Proは、Macを持ち始めてから3台目なのですが、カスタマイズしたというのもありますが、価格がかなり高かったです。

先代の15インチMacBook Proは、画面サイズも大きくCPUも当時では高かったi7を搭載していましたが、ディスプレイがRetinaディスプレイを搭載する前のモデルだったため、16万円ぐらいだった記憶があります。

メモリも4GBでHDD500GBということもあったのかもしれませんが、別途自分でメモリの増設とSSDに換装しても20万強ぐらいだったと思います。

20万円を超えるパソコンを購入したのはWindows98が入ったノートパソコンを購入した1999年なので、約20年前…(^^;)

個人的には、Retinaディスプレイでなくてもいいんだけど、もう少し庶民に優しい価格設定だと嬉しかったです。

MacBook Pro 2020 モデルの仕様

2020年5月に発表された、MacBook Pro 2020モデルは4つ!

全ての機種にTouch BarとTouch IDが搭載されました。

4つの機種の違いは、プロセッサやメモリ、ストレージ違いなどになります。

わかりやすく、各プロセッサごとに仕様を表にまとめました。

1.4GHzクアッドコアプロセッサ

スクロールできます
256GBストレージ512GBストレージ
サイズ幅30.41cm×奥行21.24cm×高1.56cm幅30.41cm×奥行21.24cm×高1.56cm
重量1.4kg1.4kg
プロセッサ第8世代の1.4GHzクアッドコア
Intel Core i5プロセッサ
(Turbo Boost使用時最大3.9GHz)
第8世代の1.4GHzクアッドコア
Intel Core i5プロセッサ
(Turbo Boost使用時最大3.9GHz)
メモリ8GB 2,133MHz LPDDR3メモリ8GB 2,133MHz LPDDR3メモリ
ストレージ256GB SSDストレージ512GB SSDストレージ
グラフィクIntel Iris Plus Graphics 645Intel Iris Plus Graphics 645
Wi-Fi802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続
IEEE 802.11a/b/g/nに対応
802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続
IEEE 802.11a/b/g/nに対応
BluetoothBluetooth 5.0ワイヤレステクノロジーBluetooth 5.0ワイヤレステクノロジー
拡張性Thunderbolt 3ポート x 2Thunderbolt 3ポート x 2
キーボードMagic KeyboardMagic Keyboard
価格¥148,280(税込)¥170,280(税込)

この2機種の違いは、ストレージの大きさのみになります。

2.0GHzクアッドコアプロセッサ

スクロールできます
512GBストレージ1TBストレージ
サイズ幅30.41cm×奥行21.24cm×高1.56cm幅30.41cm×奥行21.24cm×高1.56cm
重量1.4kg1.4kg
プロセッサ第10世代の2.0GHzクアッドコア
Intel Core i5プロセッサ
(Turbo Boost使用時最大3.8GHz)
第10世代の2.0GHzクアッドコア
Intel Core i5プロセッサ
(Turbo Boost使用時最大3.8GHz)
メモリ16GB 3,733MHz LPDDR4Xメモリ16GB 3,733MHz LPDDR4Xメモリ
ストレージ512GB SSDストレージ1TB SSDストレージ
グラフィクIntel Iris Plus GraphicsIntel Iris Plus Graphics
Wi-Fi802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続
IEEE 802.11a/b/g/nに対応
802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続
IEEE 802.11a/b/g/nに対応
BluetoothBluetooth 5.0ワイヤレステクノロジーBluetooth 5.0ワイヤレステクノロジー
拡張性Thunderbolt 3ポート x 4Thunderbolt 3ポート x 4
キーボードMagic KeyboardMagic Keyboard
価格¥207,680(税込)¥229,680(税込)

この2機種の違いは、ストレージのみになります。

1.4GHzと2.0GHzの違い

上記は各プロセッサの中で比較しましたが、次にプロセッサで比較しました。

各プロセッサのストレージが512GBの機種で比較しています。

スクロールできます
1.4GHzクアッドコア2.0GHzクアッドコア
サイズ幅30.41cm×奥行21.24cm×高1.56cm幅30.41cm×奥行21.24cm×高1.56cm
重量1.4kg1.4kg
プロセッサ第8世代の1.4GHzクアッドコア
Intel Core i5プロセッサ
(Turbo Boost使用時最大3.9GHz)
第10世代の2.0GHzクアッドコア
Intel Core i5プロセッサ
(Turbo Boost使用時最大3.8GHz)
メモリ8GB 2,133MHz LPDDR3メモリ16GB 3,733MHz LPDDR4Xメモリ
ストレージ512GB SSDストレージ512GB SSDストレージ
グラフィクIntel Iris Plus Graphics 645Intel Iris Plus Graphics
Wi-Fi802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続
IEEE 802.11a/b/g/nに対応
802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続
IEEE 802.11a/b/g/nに対応
BluetoothBluetooth 5.0ワイヤレステクノロジーBluetooth 5.0ワイヤレステクノロジー
拡張性Thunderbolt 3ポート x 2Thunderbolt 3ポート x 4
キーボードMagic KeyboardMagic Keyboard
価格¥170,280(税込)¥207,680(税込)

違いはプロセッサ、メモリ、拡張性!

1.4GHzクアッドコアの方は、プロセッサの数値も低く2世代前になります。

一方2.0GHzクアアッドコアの方は、メモリがDDR4の16GB、Thunderbolt 3ポートが4つあるため、拡張性の心配がありません。

これで¥40,000弱くらいの差なので、個人的には2.0GHzクアッドコアの512GBがお買い得ではないかと思いました。

MacBook Pro 2020と比較

2020年5月に発表があった、MacBook Pro 2020と私の所有している2017年モデルと比較してみました。

私はメモリやストレージをカスタマイズしているため、2017モデルの下位モデルと2020年の下位モデルを比較。

スクロールできます
MacBook Pro
2020モデル
MacBook Pro
2017モデル
サイズ幅30.41cm×奥行21.24cm×高1.56cm幅30.41cm×奥行21.24cm×高1.49cm
重量1.4kg1.37 kg
プロセッサ第8世代の1.4GHzクアッドコア
Intel Core i5プロセッサ
(Turbo Boost使用時最大3.9GHz)
2.3GHzデュアルコアIntel Core i5
(Turbo Boost使用時最大3.6GHz)
メモリ8GB 2,133MHz LPDDR38GB 2,133MHz LPDDR3
ストレージ256GB SSD128GB SSD
グラフィックIntel Iris Plus Graphics 645Intel Iris Plus Graphics 640
Wi-Fi802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続
IEEE 802.11a/b/g/nに対応
802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続
IEEE 802.11a/b/g/nに対応
BluetoothBluetooth 5.0ワイヤレステクノロジーBluetooth4.2ワイヤレステクノロジー
拡張性Thunderbolt 3ポート x 2Thunderbolt 3(USB-C)ポート×2
キーボードMagic Keyboardフルサイズバックライトキーボード
(バタフライキーボード)
Touch Bar

価格が2017モデルが3年前のため不明で、比較していません。

約3年前ですが、こうも変わるもんなんですね(汗)

プロセッサがデュアルからクアッドに、ストレージは倍に、キーボードが新しいMagic Keyboardになり、Touch Barが付いて一番下位機種なんですから驚きです。

MacBook Pro 2017 13インチを3年間使用した感想 まとめ

ちょうど先代のMacBook Pro 15インチ 2011モデルの画面が映らなくなったのが、2017年5月末。

そのタイミングでMacBook Pro 13インチ 2015モデルがあったため、それをカスタマイズして購入しようかなと思ったのですが、6月上旬にWWDC2017でMacBook新作が発表されると噂が流れていたため、購入を延ばしたところ…

MacBook 13インチ 2015モデルが廃盤になり、実質価格も上がりと踏んだり蹴ったりのなか、Appleの24回金利0%に後押しされ、奮起してMacBook Pro 13インチ 2017を購入した次第。

色々とインターフェイスが変わり、使えない周辺機器が増えてしまい、色々と購入しないといけなくなりましたが、そこは時代の流れのため逆らえないのが現状です。

デメリットが多いような感じになっていますが、実際に使用してみて感じたことは、本当に持ち運びが便利なサイズ+重さになったこと。

2020年モデルは少しだけ重くなっていますが、1.4kgのためそこまで気にする重さでないです。

現在、Thunderbolt 3やUSB-C対応の機器は増えてきたため、今後さらにあまり気にならないようになることでしょう。

ただし、電源はMagSafe電源でないため、引っかかると抜けずに本体ごと持っていかれそうになるため、気をつけないといけませんが…

できることなら、USB-Cの後にMagSafeのような磁石タイプの何かをかませて、充電等できればいいのになと思いました。

あとは価格だけは何とかして欲しいのが本音ですね(笑)

私は、購入してから3年経ちましたが、特に大きなエラーなどもなく持ち運びも楽チンで、今回MacBook Proを購入してよかったと思いました。

MacBook Pro 2020は下位機種のスペックを見ても、結構良さげのため買い替えたいなあ…

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